2018.12.18

髪は長い友達 その1 ~プロローグ~

こんにちは!
十条銀座「誠真堂鍼灸院」院長の東です。

今日から、何回かに分けて
髪の毛に関するお話をしたいと思います。

昔から「髪は女性の命」と言われていますが、
それは男性にとっても同じ・・・。

実は、私も約15年前、突然の脱毛に悩まされ、
ショックのあまり半日寝込んだことがありました。

昔、発毛剤のCMで
「抜け始めて分かる、髪は長い友達」という
コピーがありました。
これ↓

子供ながらに「うまいなぁ」と思っていましたが、
まさか自分が20代後半でそれを実感することになろうとは
思いもしませんでした…。

「髪が抜けてしまったらスキンヘッドにすればいい」
なんて思っていた自分が、
いざ抜け始めるとこんなにショックを受けるのかと、
自分でもびっくりしたのを覚えています。

そのときの原因は、過度のストレスでした。
「髪の悩みは、まさに不毛・・・」
そんな風に思って必死に生活改善を行い、
何とか自分の髪を残すことができました。

男性にとっても、髪は命なんですね。

ところが、最近は、男性のみならず多くの女性が
男性と同じように「抜け毛」に悩んでいます。

これも、女性の心身に過度に負担がかかる現代社会のあり方が
根本的な原因ではあります。

ただ、髪についてしっかりと理解をした上で
ケアをしていけば、脱毛は防げるものなのです。

このシリーズでは、主に中医学的な観点から
髪についての説明をいたします。

皆さん、参考になさってくださいね。

 

◆髪は腎の華

まず、髪の毛が最も関係する臓器は、「腎」です。

中医学最古の医学書である
「黄帝内経(こうていだいけい)」にも、
「腎の華(はな)は髪にある」という記載があります。

髪には、腎の状態が反映されるということです。

僕自身、患者さんの腎機能の状態を診断する際、
必ず髪のツヤや太さ、その色や量などを
望診(ぼうしん:見て診断すること)します。

腎機能が疲れて消耗してしまう生活をしていると、
髪の毛はツヤがなくなり、
細く抜けやすくなってしまうんですね。

例えば、過度な性生活や寝不足、
塩分の摂りすぎ、栄養不足などです。

また、年齢を重ねるごとに
誰しも腎機能は低下してしまいますから、
加齢による白髪や脱毛は、ある程度仕方のないものです。

ただし、それも生活改善により腎機能を維持することで、
人よりも遅らせることが可能です。

次回から、もう少し詳しく髪についてお話していきます。

© 誠真堂鍼灸院