2019.06.09

鍼灸学校3年生の勉強法 ~過去問編2~

こんにちは!
十条銀座「誠真堂鍼灸院」院長の東です。

今回は、鍼灸学校3年生の勉強法
過去問編その2です。

 

◆「必須の知識」を過去問でマスターする!

過去問を深く学んでいくと、
大切な知識は何度も繰り返し
問われていることにも気付きます。

「同じような内容が
角度を変えて問われている」

このことに気付いたら、過去問攻略は
7割終わったと言えるでしょう。

何故だと思いますか?

それは、前回もお話しした通り
国家試験とは、鍼灸師として必須の知識を
持っているか否かを試すために
行われるものだからです。

そして、その必須の知識は、
教科書に書いてあることの中でも
鍼灸師として特に重要な部分です。

だからこそ、
年度を超えて何度も繰り返し
問われることになります。

たまに、「こんなの知らねぇよ!」と
言いたくなるような問題も散見されますが、
それはあくまでも
難易度の調整のために出題されるもの。

2018年の問題は、
明らかに難易度が上がっていましたが、
2019年は、少し落ち着きましたね。

だいたいは、必須の知識が分かっていれば
6割の点数は獲れる問題構成になっています。

6割正解すれば、合格ですからね。

だから、大切なのは、
年度を超えて繰り返し問われている必須知識を
確実にマスターすることになります。

例えば、2014年には
こんな問題が出題されています。

2014年 問題92
血の説明で正しいのはどれか。
1.衛気と共に脈中を流れる
2.生成に営気が関与する
3.量は脾が調整する
4.温煦作用により循環する

「あれっ?」と思われた方、多いでしょう。

この問題、前回解説した2007年の問題に
そっくりですよね。

ちなみに、こんな問題でした。

2007年 問題94
血について誤っている記述はどれか。
1.肝に貯蔵される
2.営気とともに脈中をめぐる
3.心によって推動される
4.脾が各器官に配分する

前回の私の解説を読んで頂ければ、
2014年の問題92は、
新たに解説する必要さえありません。

気血津液は、人体を構成する
重要な物質です。

国が鍼灸師の資格を与えるに当たって、
絶対に知っておくべき「必須知識」ですから、
形を変えて何度も何度も問われています。

過去問の選択肢を学ぶ重要性、
お分かりいただけましたか。

鍼灸師の国家試験は、今年で第27回。

ということは、27年分の過去問があるということです。

これを全て徹底的に学べば、
多少難易度が上がっても6割の点数を
取れる実力は身につくでしょう。

 

誠真堂鍼灸院 東洋史

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