2019.02.08

花粉症の秘密 その6 ~食事対策編~

こんにちは!
十条銀座「誠真堂鍼灸院」院長の東です。

やはり、今年の花粉飛散量は、
すさまじいらしいですね。

今年から花粉症デビューなんてことにならないよう
「私は大丈夫!」と思われている方も、
是非お気を付けくださいね。

さて、今回は
花粉症の症状を抑える
食事療法をご紹介したい思います。

花粉症の症状は、食事でも軽減できるんです!

 

◆対策3 免疫の過剰反応を抑える

今日は、西洋医学的なお話になります。

「花粉症の秘密 その2」で、
花粉症は、免疫の過剰反応だということを
既にお話ししました。

その「免疫」の機能をつかさどるのが
身体の中の「免疫細胞」なのですが、
その7割は腸に存在します。

そして、腸に住んでいる腸内細菌によって、
人の免疫細胞の働きが調整されているのです。

例えば、
もう少し免疫機能を活用した方が良い時は、
『おいおい、もう少し働きなよ!』と
腸内細菌が免疫細胞のお尻を叩き、
働き過ぎの場合は、
『少し休んだ方がいいよ』と
過剰労働を戒める、といった具合です。

ということは、
花粉症の原因である免疫の過剰反応は、
「腸内細菌」がキチンと働いてくれれば
その過剰反応を抑えてくれる
ということになります。

そして、近ごろ
花粉などのアレルギー反応を緩和する働きをする
腸内細菌があることが分かってきました。

その名も「クロストリジウム菌」と言います。

この 「クロストリジウム菌」は、
花粉などの無害な異物に対して過剰に攻撃する免疫に
「少し休んだ方がいいよ」「その物質は無害だよ」
というメッセージを発するのだそうです。

ですから、
腸内の「クロストリジウム菌」が多くなれば、
免疫機能のバランスが整うため過剰反応が抑えられ、
結果として花粉症の症状が緩和する
ということです。

では、どうすれば「クロストリジウム菌」は
増えてくれるのでしょうか。

キーワードは、『お坊さん』です(-人-)

お坊さんが、山にある寺院に修行に入ると、
花粉症などのアレルギー症状が緩和するそうです。

この話を聞いたとき、一瞬
「お経がクロストリジウム菌を増やすのか?」と
思ってしまいましたが、
どうも違うらしいです(;^ω^)

お坊さんが修行に入ると、
食事はすべて「精進料理」になります。

精進料理とは、
肉や魚といった生臭(なまぐさ)ものが一切入っていない
野菜・海藻などの植物性食品のみで作られた料理のことです。

そして、食物繊維が豊富に含まれています。

これを食べ続けているお坊さんの便を検査したところ、
20人中19人が平均的な日本人よりも
「クロストリジウム菌」が多かったそうです。

つまり、
「クロストリジウム菌」は食物繊維を
摂取して増えていく
ということです。

「世界の健康食」とまで言われている日本食には、
食物繊維が多く含まれています。

だから、
日本食を当たり前のように食べていた頃は
「クロストリジウム菌」が腸内に多く存在し、
アレルギーを防ぐ原動力となっていたのです。

と、いうことは
日本でこれだけ花粉症が増えてきた背景には、
「食の欧米化 」が大きくかかわっている
ということです。

あなたの毎日の食事を見直すきっかけに
してみませんか?

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