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2019.02.06

花粉症の秘密 その4 ~対策編1~

こんにちは!
十条銀座「誠真堂鍼灸院」院長の東です。

さて、前回は
花粉症は免疫反応の過剰により引き起こされる
ということをお話ししました。

そして、今回からは、
花粉症の対処法をお話ししようと思います。

基本的に、
西洋医学による治療法はいくつかありますが、
薬物療法がメインとなっています。

このブログをご覧の方の中でも、
お薬で花粉症に対処している方が
一番多いのではないかと思います。

最近は、眠気などの副作用が
少ない薬も開発されていますので、
薬物療法がご自身の症状に
合っているとお感じの場合は、
継続されるのが良いかと思います。

しかし、
「なるべく薬を使いたくない」
「薬がなかなか効かなくなってきた」
「東洋医学的な方法で改善したい」
とお考えの方は、
今回からの記事はとても興味深い内容になると思います。

「花粉症の秘密 その1」でお話ししたとおり、
花粉症の原因は東洋医学的には
「風邪(ふうじゃ)」です。

そして、
「花粉症の秘密 その2・3」では、
花粉を長期間吸い込むことで免疫反応が過剰になり、
無害であるはずの花粉を過剰に排除しようとして
鼻水やくしゃみなどの症状が現れる、と
お話ししました。

この2つを合わせて東洋医学的に解釈すると
「風邪(ふうじゃ)が長期間にわたって身体に溜まり、
それを自然治癒力で抑えきれなくなったときに
症状が現れる」
と言い換えられます。

では、この悩ましい花粉症に対する
4つの対策をこれからご紹介いたします。

 

◆対策1 風邪(=花粉)との接触を避ける

要するに、
花粉を吸い込まないようにすること、です。
これは、皆さんがお使いのマスクが当たります。

また、「花粉症の秘密 その1」でお伝えしたとおり、
春の養生の基本は「養陽防風」です。

「養陽防風」とは、
「身体の中の陽気を養って、風から身を守る」こと。

春は、『春一番』という言葉があるように、
風が強い季節です。

風から身を守れるように、
意識して上着を一枚多く着るのが、
春の養生法です。

花粉の原因は、『風邪(ふうじゃ)』です。

だから、
「風邪を身体に溜め込まないように、
身体を風から守る」
のですね。

あまり知られていませんが、
今すぐできる花粉症対策です。

その5に続きます。

誠真堂鍼灸院 東洋史

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