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2022.07.01

夏の「冷え」にご用心 その1

みなさん、こんにちは!
十条銀座「誠真堂鍼灸院」院長の東です。

まだ7月になったばかりだというのに
恐ろしいほどの暑さが続いていますね。

※マスクは適度に外しましょう

熱中症で搬送される方も多く、
まさに異常気象と言えるでしょう。

しかし、この時期「暑さ」と同じくらい
気をつけなければならないことがあります。

それは、身体の「冷え」です。

 

◆恐ろしい夏の「冷え」

今年の夏は、確実に猛暑となりそうです。

会社やスーパーなどでは、
ガンガンに冷房がかかり、
家では寝ている間も冷房をつけている方も
多いと思います。

しかし、ご存じの通り冷房から出される
人工的な冷気(冷たい空気)は、
決して身体によいものではありません。

特に、女性の身体には
悪影響を及ぼすことが多々あります。

女性は男性に比べて筋肉が少ないため、
熱を作り出す力が男性よりも弱く、
冷えやすい身体の構造をしています。

そして、「冷え」は気の流れを滞らせ、
結果として血流も悪化させてしまうのです。
(血を流しているのは「気」だからです)

さらに、冷気は下の方に行く特性があります。
お風呂でも、熱いお湯は上に、
温度の低いお湯は下に行きますよね。

空気もそれと同じです。

とすると、仕事や買い物の最中に
一番冷えてしまうのは、
足だということになります。

「エアコンの強いデパートや電車の中では
上着を一枚羽織るようにしている」
という方もいらっしゃるでしょうが、
実は気を付けるべきは「足」なのです。

そして、足には婦人科の特効穴と
いわれている「三陰交」という
ツボがあります。

そこを冷やすと、
婦人科系の疾患の原因となります。

なぜなら、三陰交に与える刺激は、
子宮などの婦人科系器官に伝わり、
影響を与えるからです。

そして、その影響が身体に顕著に現れるのが、
夏の終わりの時期です。

急激な気温の変化に身体がついていけず、
免疫力が低下し、
今までの冷えによる影響が症状として
現れてしまうのです。

そのため、倦怠感や頭痛、
生理痛・生理不順といった症状が
強く出る女性が多くなります。

次回は、「夏の冷え」について
もう少し詳しく
お話しようと思います。

 

誠真堂鍼灸院

東洋史

 

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